ぬるいビールも美味いっけ!
程よく酔って、#ライIPA も美味いので、ビールの温度について語ります。
ビールはキンキンに冷えてないと飲めない!
よく聞きます。
酒なんて嗜好品なので、それぞれの好みでいいと思います。
でもね、それじゃあ、半分くらいしかビールを楽しめてないですよ、と言いたいです。
ワイマール憲法なんかと一緒でドイツと仲良かった日本はビールも当時のドイツ風。ラガービールをお手本にキリンビールを作ります。ラガービールは腐敗防止に冬しかビール造りをさせてもらえなかったドイツの冬に合わせて、低い温度で発酵するラガー酵母が活躍。やっぱり低い温度で飲むと美味いわけです。
最近、地ビールブームに火をつけた(?)IPAはエール。それよりはるか前、昔々から活躍してたエール酵母で出来てます。
冷蔵技術なんてない時代のビールですから、冷やさなくても美味いように進歩してるんです。
エールは、冷やしても美味しいですが、発酵温度に近い、15°〜24°で飲むと、いっそう香りが引き立ちます。
今の季節なら、飲むビールを決めたら、朝のうちに冷蔵庫から出しておくとちょうどいいかも知れません。
夏なら入浴前に出して、ゆっくり味わう。
日本酒も、品質評価は通常15°で行われるので、15°くらいで飲むと香りが際立っていいかもしれないですね。
長々とお付き合いありがとうございました。
ビール好きのあなたは明日から、「冷たくないビールは飲めない!」じゃなく、「冷えてる方がラガービールは美味い!」と言ってくださいね。
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